「両立できない!」ワーママの心が楽になるマインドセット3選
子どもや家族のことも好きだけど「正直、仕事も頑張りたい!」と思っているワーママさんは少なくありません。
毎日のように時間に追われ、すべてがギリギリであっという間に1日が終わっていませんか?
なかには、職場の人に対して罪悪感を持ってしまったり、もっと子どもと一緒にいてあげたいのにできない自分を責めたりするママさんもいるでしょう。

今回の記事では、家事育児と仕事を両立させたいワーママさんへ、両立のためのマインドセットや具体的な対策を紹介します。やりたいことを続けながら、軽やかに過ごしたい女性は参考にしてみてくださいね。
ワーママが仕事も育児も両立できないと思う理由
実際にできているかどうか、ではなくて「できていないと思っちゃう」ママさんも多いのではないでしょうか?
ワーママが両立に悩む理由をまとめてみました。
ワーママが両立に悩む理由
- 時間が足りないと感じている
- 子どもとの時間が作れなくて罪悪感がある
- 周りのママさんと比べて落ち込む
- 職場に対して罪悪感がある
- 職場の理解が得られない
- 夫と分担がうまくいっていない
- 体力・気力的に正直きつい
- 自分の時間が作れない
- 本当はもっと仕事もがんばりたい
- どれもちゃんとやりたい
皆さんはどのくらい心当たりがありますか?
出勤されているワーママさんなら「ママ今日もお仕事なの?」
在宅ワーカーさんなら「お仕事しないで!」「もっと遊んで!」
などと子どもに言われたこともあるかもしれません。

自分が中途半端に感じて、子どもに対して申し訳なく思うママさんもいるのではないでしょうか。
でも、そう思っていること自体がすでに“子どもを思っている証拠”です。
子どもを愛する今の気持ちと、仕事をもっと頑張りたい気持ちは比べられるものではないですよね。
ワーママの心が楽になる!両立のためのマインドセット3選
家事育児と仕事を両立させたいと悩むママさんの多くは、「どれもちゃんとやらなきゃ」というプレッシャーを無意識に抱えています。
ここでは、少しでも心が楽になる両立のためのマインドセットを紹介しますね。

①家事も育児も仕事も6割でOK!
思い切って6割でOK!と考えてみましょう。
よく頑張りすぎな人に向けて「8割できればいい」という情報を聞きませんか?8割でイメージができて、楽になりそうであれば8割でOKです!
ただ、さまざまな年代のお子さんを育てるワーママさんとカウンセリングで話していると8割は「結構難しいよね」にいきつきます。
思い切って6割で考えてみましょう。半分よりちょっとです。
皆さんは完璧以上の120%くらいを無意識に目指していませんか?
この記事を読んでいる女性の多くは「ちゃんとしたい」「しっかりしないと」と思いやすいと、筆者は想像しています。「いわれたこと以上をやる」「みんなができていることはできてなきゃいけない」と感じていたら120%を目指している証拠です。
100〜120%を目指している人が、8割の力だといつの間にか100%を目指しやすくなります。
思い切って6割にして、心身ともに「できた」という満足感を増やしていくのはいかがでしょうか?
②自分の時間に罪悪感を持たない
ママの笑顔や余裕は、子どもの笑顔や安定につながります。
自分の時間に罪悪感を持つ必要はありません。
子どもは私たちが思っている以上に、ママをよく見ています。ママに余裕がないことや、ママがイライラしていることも気づきやすいです。
自分の時間を持つことで余裕が生まれるなら、子どものためにも自分の時間を確保していいのですよ。
③周りと比べず参考程度に!
「ほかの人はちゃんとやっている」
「私だけちゃんとできてない」
「みんなこんなことで悩んでいないんだろうな…」
その考え方は、気持ちの余裕を奪うとても危険なものです。
周りのママさんや職場の方は、皆さんと同じ性格で、体力や家庭環境、年齢も一緒で、子どもの性格もそっくりでしょうか?きっと違いますよね。
理想を求めて比べてしまうことはあると思います。でも、比べても苦しいだけです。
比べてしまいそうになったときは「どこを取り入れられそうか」「マネできる工夫はあるか」と参考にしてみませんか?
ワーママがやりたいことと育児を両立するには?
マインドセットは分かったけど、実際はうまくいかない…とお悩みのワーママさんへ。
やりたいことと育児をムリなく両立する方法をご紹介します。
紹介したものを参考に、自分の生活やお子さんの状況と照らし合わせて工夫してみてくださいね。この記事をここまで読んでいる方ならきっと実現できますよ。

1日〇分のがっつり親子時間
両立に悩むワーママさんには「量より質」を大切にしてみることをご提案します。
子育ての価値観は人それぞれ。子どもが小さい間はずっとそばにいたい女性もいれば、将来のためにお金をためておきたいと思う女性もいます。
皆さんのライフスタイルのなかでできる範囲で、がっつり親子時間を作ってみるのはいかがでしょうか。
たとえば1日5〜10分、思いきり子どもと遊ぶ時間を作るのもいいかもしれないですね。
疲れていると難しいこともあると思いますので、ほかの工夫も行いながら、できる範囲でやっていきましょう。
お手伝いで子どもの自立心向上
3歳くらいのお子さんは、少しずつ大人のお手伝いができる子も多い年齢です。
個人差はあるので、自分でできることを少しずつ増やせるよう、一緒にやりながら教えていきましょう。
最初のうちは、質問をして選択肢から選ぶ練習をしたり、並べられそうなものや簡単にたためるものをお願いしたりすることなどがおすすめ。「自分がした方が早い」と思うこともあるかもしれませんが、これも親子時間であり自立心を育てる準備と思ってやってみましょう!
家事代行サービスなども活用
トイレ掃除など一部分を週1回だけでも頼むと、解放された感覚になれるかもしれません。
家事代行は高額のイメージもあると思いますが、サービスの種類は豊富です。ライフスタイルに合う価格のサービスを口コミなども見ながら選んでみましょう。
ストレスが減って、子どもとの時間や仕事の時間に当てることができますよ。
在宅ワークも出勤もそれぞれワーママに悩みはある
働き方を変えることで、うまくいくママさんもいれば、在宅ワークならではの悩みを抱えるワーママさんもいます。マインドを整えながら、働き方のメリットデメリットも考え、自分と子どもにとって心地いい選択をしたいですよね。
思うようにいかないこともたくさんあると思いますが、この記事を定期的に読み返しながら、今よりもっと自分純度を高めていきましょう!
