ジャーナリングをはじめてみよう!と思っても、「いつ書けばいいの?」「なにを書けばいいの?」と考えているうちに、ノートを買ったまま始められない…という人もきっと多いはず。
ジャーナリングは自由度が高いからこそ、始めるまでに時間がかかったり、なかなか継続しにくい人もいます。でも効果があるなら、できれば続けたいですよね。
この記事では、ジャーナリングに限らず日記などを始めるまでに時間がかかる、習慣化しにくい女性へ、“ジャーナリング(書く瞑想)”を書くタイミングや、テーマについて紹介します。心を軽やかにしたい女性は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ジャーナリング・モーニングページ・日記の違い
ジャーナリングを書くタイミングを検索すると「モーニングページ」という言葉が出てきます。モーニングページとは、その名の通り朝書くノートなのですが、ジャーナリングとどんな違いがあるのでしょうか?
日記も含めた3つの違いについてまずは解説しますね。
ジャーナリングとは書く瞑想
ジャーナリングとは、書く瞑想といわれるマインドフルネスの1種です。「今、ここ」に集中し、頭のなかにある考えを自由に文字として書き出すことで、自分と向き合うことができます。
一般的なやり方は、時間とテーマを決めて書き出すと言われています。時間を決める理由は、頭のなかにあるものを深く考えすぎずに吐き出すことができるからです。
しかし、ジャーナリングはルールやテーマに縛られる必要はないので「まずは書いてみる」ことから始めましょう!
モーニングページとは朝起きたらすぐ書くもの
モーニングページは、作家・映画監督・ディレクターの肩書きを持つジュリア・キャメロン氏の著書「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」のワークの1つです。
そのワークでは「A4ノートに毎朝3ページ書く」というルールがありますが、英語と日本語では文字数が異なるため、日本人はA5サイズのノートで十分といわれています。
モーニングページにはいくつかのルールがあります。
ジュリア氏のルール
- 朝起きたらすぐ書く
- 毎朝3ページ書く
- 手書きで書く
- 最初の8週間は読み返さない
- 誰にも見せない
ほかにも、YouTubeでフィットネス系の発信をされている「のがちゃん」がモーニングぺージについて数年前に動画を出していました。やり方や感想などを話しているので、朝に書くジャーナリングの参考にもなると思います。
日記とは夜寝る前に1日を振り返るもの
一般的には、夜寝る前に事実をベースに書くもの。事実・出来事がベースなので、悩みやすい人や迷っている状態の人、ルーティンワークと感じている人にとっては続きにくいというデメリットもあります。
また、落ち込むような内容を夜書くことにより睡眠に影響を及ぼす場合があるともいわれています(所説あります)。
まとめ
【ジャーナリング】
自由度が高く、客観視やストレス解消のほか、瞑想効果なども期待できる
【モーニングぺージ】
すべてのルールを守る必要はないけどルールがある
脳を整理させる、朝からスッキリできるなどのメリットが期待できる
【日記】
夜寝る前に出来事や事実を書くことが多いもの
文章力や語彙力向上が期待でき、1日の振り返りもできる
日記やモーニングぺージが続かなかった人や、続ける自信がない人、さまざまな効果を得たい人には“ジャーナリング”がおすすめです。
ジャーナリングはいつ書く?【おすすめのやり方・タイミング】
ジャーナリングのタイミングは決まっていません。
自由度が高いからこそ、いつ書いたらいいか迷う人も多いでしょう。ジャーナリングをこれから始める人や続かなかった人におすすめのやり方を紹介します。
習慣化のために時間を決める
書く時間と、所要時間を決めると習慣化できて続けやすいといわれています。特になにかの後など、取り組みやすいタイミングに3~5分がおすすめです。
朝書く場合の例
- 朝食後、コーヒーを飲みながら3分
- 朝起きてトイレに行ってから5分
- 子どもや夫が出かけてから3分
- 愛犬の散歩が終わったら3分
夜書く場合の例
- 家に帰る前にカフェで3分
- 車通勤なら、家に着いて車を降りる前に5分
- お風呂からあがって3分
- 寝る前にハーブティーを飲みながら3分
ほかにもこんなタイミング
- ランチを食べ終わったら3分
- 夕食をつくる前に3分
- メイクを落としてから3分
書くテーマによって時間帯を決める
書く内容・テーマによって時間帯を決める方法があります。日記のときにも解説しましたが、夜寝る前に考えたことは睡眠に影響を及ぼすという研究もあるため、内容によるタイミングは意外に重要です。
たとえば、朝書く場合は思いのままにネガティブな内容かどうかも評価せずに書いてもいいですし、やりたいことや楽しみなことなど前向きな内容を書くのもおすすめ。一方で、夜書く場合は「その日1日のよかったこと」やストレス発散になりそうなことをテーマに書くといい気分で眠りにつけることでしょう。
書けなかった日は、書けなかったことを書くのもおすすめです。書き始めることで意外と何か書くことが思い浮かぶ場合もありますよ。
具体的なテーマ例はこちらの記事でも紹介しています。よかったら参考にしてみてくださいね。
いつ書くか迷ったときこそ、今すぐに書いてみましょう♪
今回は「いつ書くの?」をテーマに、モーニングぺージや日記との違いも解説しました。いつ書いてもいいからこそ、迷うとは思いますが、何事も慣れるまでには時間がかかるものです。
自分なりの書くタイミングを見つけて、ぜひジャーナリングを続けてみてくださいね。自分の内面と向き合い、今よりもっと自分純度を高めていきましょう!