仕事や家庭、人間関係などで「自分ダメだな」「あの人はすごいな」「自分に自信がない」と思ったことはありますか?
そんなあなたはもしかしたら、自己肯定感が少し低い…かもしれません。しかし、心配する必要はありませんよ。自己肯定感は今からでも高められます!
この記事では、ジャーナリングという方法を通して、無理せず自己肯定感を高める方法をご紹介します。人間関係で悩みやすい女性や、一人反省会しやすい女性は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
自己肯定感とは「ありのままの自分を肯定すること」
自己肯定感は、他人と比較せず、ありのままの自分を認めている感覚のことです。自分の長所も短所も含め、自分を肯定している状態といわれています。
自己肯定感がある程度高い人は、人から悪影響を受けにくく、人間関係で必要以上にネガティブになりません。また、失敗を恐れることや、失敗したとしても落ち込み続けることなく切り替える力を持っています。
一方で自己肯定感が低い人は、周りの言動に左右されやすく、必要以上に気にしやすい傾向があります。相手は責めているつもりがなくても「自分が悪い」「私がダメなんだ」と捉えてしまいやすく、客観的評価よりも自己評価の方が低い人が多いといわれています。
ただし、自己肯定感を高めることは「自信を持とう!」「ポジティブになろう!」ということではありません。
ネガティブになるときも否定せず「今の自分の感情も大切にする」ことで、根拠や条件がなくても自分を肯定できるようになるでしょう。自信は自己肯定感を育むことで、自然についてくるのです。
自己肯定感を高めるジャーナリングの3つの方法
ジャーナリングも自己肯定感を高める方法の1つです。ジャーナリングとは、“書く瞑想”といわれるマインドフルネスの一種で、ストレス軽減やメンタルヘルス予防にも効果的といわれています。
ジャーナリングで自分と向き合う時間を意図的に作り、自分の思考や感情を受け止めることで、自分に優しくする力や肯定力を身につけられるでしょう。ここでは、自己肯定感を高めるためのジャーナリングの方法を紹介します。
方法①朝1日3分だけ時間をつくる
自己肯定感が低い人は、朝ジャーナリングに取り組みましょう!
人は夜になると、脳の活動が低下するため、不安や心配な気持ちが増えるのはおかしなことではありません。特に自己肯定感が低い人は、夜に“一人反省会”をはじめる人が多いといわれています。
一人反省会、とてもつらいですよね…。
自己肯定感が低い人にとって、夜のジャーナリングはネガティブな気持ちが止まらなくなる可能性があります。睡眠にも悪影響を与える可能性があるため、できればジャーナリングは朝に時間を決めて書くようにしましょう。
時間を決めることで、朝にネガティブな気持ちを書いたとしても、切り替えるきっかけをつくれます。最後に一文、自分を励ます言葉を書いてもいいですね♪
方法②心を落ち着かせてから書く
心を落ち着かせる飲み物や音楽、香りなどとともにリラックスした状態で書きましょう。
自己肯定感が低い人は、神経が過敏になっている場合が多く、脳がとても疲れやすい状態になっています。ストレス発散が苦手な人も多いため、気軽にできるリラックスタイムがとても重要です。
朝、コーヒーや紅茶を飲んだり、アロマの香りを楽しんだり、好きな音楽を聴きながらジャーナリングして、自分の心身を安心させてあげましょう。
方法③書けない日があってもOKと決める
自己肯定感が低い人は、真面目な人が多いといわれています。「私は違う」と今思った人も、おそらく周りから見ると真面目な印象を持たれているでしょう。
決めたことは「きちんとやりたい」と考える人が多く、1日でも書けなかった自分や、上手く書けなかった自分を責める傾向があります。
しかし、ジャーナリングができない日があってもいいのです。そして、上手く書く必要もないのですよ。ジャーナリングは、自由に書くことが基本。ありのままの自分でいることが大事なのです。
書けない日が続いたら、書けるようになる方法を考えていきましょう!それが自己肯定感を高めることにも繋がります。ただし、書いていてつらい気持ちが続く場合は、カウンセリングなどで専門家に話を聴いてもらいましょうね。
ジャーナリングとあわせて取り入れたい習慣
ジャーナリングだけでも効果はありますが、あわせて取り入れると効果アップの習慣をご紹介します。
〇自己肯定感が高まる習慣〇
- 1日の最後に自分に労いの言葉をかける
- 「ありがとう」を意識する
- 小さな成功体験を積み重ねる
- ネガティブな気持ちを否定しない
特に「ネガティブな気持ちを否定しない」はジャーナリングでも実践できます。ジャーナリングは頭に浮かんだことをありのままに書くので、人にはなかなか言えないことや、自分でもびっくりすることを書く場合もあります。
それでも自分を否定せず、その感情自体を抱きしめてあげる心持ちを意識してみてくださいね。
ジャーナリングで自己肯定感アップ♪
自己肯定感を高めよう!と意気込むことや、無理やりポジティブな考えを取り入れる必要はありません。ジャーナリングは、ネガティブな気持ちを否定しない“あなただけの場所・時間”となるでしょう。
自分を丸ごと認めていくことが、皆さんの自己肯定感を自然に育んでくれるのです。自分の正直な気持ちと向き合い、今よりもっと自分純度を高めていきましょうね!
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