新年の準備は完璧?正月飾りの正しい知識を身につけよう!

そろそろ年末。12月の一大イベントクリスマスが終わったら、一気に年末年始モードに変わっていきますね。

ところで、毎年正月飾りは飾っていますか?

クリスマスほど熱心に飾っている家庭は、少ないかもしれません。
最近はスーパーや100円ショップでも手に入る正月飾り。なんとなくではなく、しきたりを理解して飾っていますか?

今回は年末に向けて知っておきたい正月飾りの基礎知識について、まとめてみました。
お子様がいるご家庭はこの機会に正しい正月飾りの基礎を覚えて、年末一緒に飾ってみてくださいね。

今回紹介するのは、代表的な正月飾りの「門松」「しめ飾り」「鏡餅」です。

正月飾りの基礎知識

では、本題の正月飾りの基礎知識をここで紹介していきましょう。今回紹介する「門松」「しめ飾り」「鏡餅」ですが、全てしっかり飾られている家は少ないと思います。

正月飾り

実際、我が家でも全ては飾っていません。
しかし、日本のお正月は1年で一番縁起物に囲まれる時期なので覚えておいて損はないですよ!

そもそもお正月とは?

元々お正月は、その年の年神様を迎え、祀る行事がはじまりとされています。農耕民族だった日本人にとって五穀豊穣の神様を祀ることは、自分たちの生活に直結する大切な行事。

そして、神様から生きる力や幸せを分けてもらい1年を元気に過ごせるようする準備が、今の正月行事の始まりです。(諸説あり)

門松について

年神様が家を見付けやすいように、家の目印として松の飾りを立てたことが門松の始まりです。門松の設置は平安時代の末から歴史がありますが、庶民に広まったのは江戸時代のあたり。

門松の飾りですが、松竹梅を連想させる縁起物です。現在は「松」「竹」「南天」が現在は多く使用されています。その意味は、

:神待つ(松)木として年神様をお迎えする
:真っ直ぐのびて折れにくい
南天:難を転ずる

というもの。寒い冬でも常に緑の葉をつける常緑樹の松は、年神様をお迎えするのに最適とされてきました。

しめ飾りについて

しめ飾りを玄関に飾る意味は、ここが歳神様を迎える家だということを表すためと言われています。

しめ飾り

一般的に神社などでしめ縄をよく見かけますよね。このしめ縄には一種の防御壁や魔除けの役割もあり、不浄のものや悪霊が近付かないとされています。お正月に飾るしめ飾りにも、似た意味合いがあります。

そして、しめ縄の飾りに裏白や橙(ミカン)や松葉を飾るのは正月だけ!その理由は、歳神様を迎えるめでたい気持ちと、食料を蓄える(飢えることがない)ことへの祈願を表していると考えられています。

鏡餅について

鏡餅は家に迎え入れた年神様の依代となるもの。そう!神様の居場所なんです。

鏡餅

鏡餅には神様の「御霊」(みたま)が宿り、その年の「年玉」になります。その「年玉」を家長が家族に分け与えたのが「お年玉」の始まりと言われています。

そして、その御霊の入ったお餅を食べる為の料理が「お雑煮」です。

では、鏡餅の飾りの意味を見てみましょう。地域によって飾るものが違うので一例として紹介していきます。

お餅:昔の鏡である銅鏡がモチーフ。神様が宿る鏡をお餅で表現。2つ重ねることで、陰と陽や夫婦円満を表している
裏白:シダの一種。表面は緑色で裏面が白いので、後ろ暗いところがない清廉潔白の心を表わす
譲り葉:新しい葉が出てから古い葉が落ちるので、家督を子孫に譲り、家系が続くことを表す
昆布:喜ぶ(よろこぶ)、子生(こぶ)を意味し、おめでたいことや子孫繁栄を願うことを表す
:果実は一本の木に何代も実がなることから、家が代々続くようにと子孫繁栄を表す
串柿:柿は「嘉来」に通じる縁起物。串に刺した串柿は三種の神器の剣を表し、「鏡=鏡餅、玉=橙、剣=串柿」で三種の神器を表すともされている

正月飾りのポイントはあるの?

基本的な正月飾りの知識はつけられましたね。今年はしっかりと飾ろうと決めた矢先正月飾りなのに、飾り方を間違えたら台無しに!

そんな思いをしないようにここでは正月飾りの代表的なポイントを紹介しましょう。
結論から言いますと以下の2つが注意ポイント!

■12月29日と31日には飾らない
■正月飾りは1月7日を目安に片付ける

この2つを覚えておけば大丈夫です。難しくないですよね!
では、この2つは何がポイントなのでしょう。

■12月29日と31日には飾らない
お正月飾りは事始めの12月13日以降の、縁起の良い日に飾り付けるのが良いとされています。ただ、多くの家庭では、12月25日まではクリスマス装飾がメインになりますよね。そのため最近は26日以降に正月飾りを飾る家庭がほとんどです。

ポイントとしてあげた12月29日と31日は、正月飾りを飾るのは避けた方が良いとされている日です。

その理由は、29日はにじゅうくの発音が「二重苦」となり苦しみを連想させるから。31日は「一夜飾り」と言って正月まで1日しかなく神様に失礼になる。と言われているからです。

基本的には28日(末広の8が付く)に飾りましょう。この日に飾れなければ30日が良いとされています。

正月飾りは1月7日を目安に片付ける
正月飾りを外すタイミングです。1月中ならずっと付けていてOKではないんです。地域によって異なる場合がありますが、一般的には松の内が終わる1月7日に正月飾りを外すことが多いと言われています。

正月飾りの処分方法

新年の神様を祀るために飾った正月飾り!終わったらゴミ箱へ!と考えていたらちょっとストップ!!

なんとなく付けていたとしても正月飾りはゴミ箱ではなく、近くの神社に持っていきましょう。理由は、正月飾りは年神様をお招きした縁起物だからです。

どんど焼き

多くの地域では1月15日にどんど焼きが行われます。古くなったお守りやおみくじなども燃やせるので一緒に持っていくのも良いですね。

近くの神社でいつどんど焼が行われるのか事前にチェックしておくと良いですよ!

最後に

いかがでしたか?今回は少し長めの記事になってしまいましたが、正月飾りについての知識が付けられたのではないでしょうか?

なかなか正月飾りや縁起物についての知識をつける機会が少ないですが、伝統的な日本の文化なので覚えておいて損はないですよ!近頃はマンション住まいの方向けの小さな正月飾りもたくさん売っています。

今年はしっかりお正月の準備をして、良い新年、良い一年を過ごせるようにしてみてはいかがでしょう!年始めからきっと自分純度をあげることができますよ♪

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この記事を書いた人

在宅ママデザイナー&ライター。1歳半の息子と旦那と3人暮らし。育児・仕事・家事・趣味の両立を目指し日々奮闘中。お出かけ情報や日本の文化を調べるのが好き!