「津軽びいどろ」って知っていますか?
ちょこんと可愛いガラス製の盃、百貨店やセレクトショップで見かけた!という方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回、「津軽びいどろ」初のオフィシャルショップが「東京ミッドタウン八重洲」にできたと聞いて、雑貨が大好きな編集部メンバーで店長の井筒さんを訪ねてきました!
洗練された大人の空間が広がる「東京ミッドタウン八重洲」を進むと、キラキラと色鮮やかなガラスが並んだ和の空間が!
繊細で可愛らしいグラスには、長い歴史の中で、時代の変化に負けずガラスを吹き続けた職人さんの「津軽びいどろを日本を代表する伝統工芸品に」という熱い想いが詰まっていました。
「きれい」「可愛い」だけでは語れない、職人さんの確かな技術とアイデアが詰まった津軽びいどろ。
知れば知るほど奥深い「津軽びいどろ」の魅力を、たっぷりお届けします!
津軽びいどろの誕生秘話と未来
津軽びいどろの始まりは、昭和24年。
青森にある「北洋硝子」がほたて養殖用のガラス製の浮玉を作り始めたことからでした。
少し緑がかったガラス玉に縄が結ばれたこちらの浮玉、ショップやカフェのインテリアとして、飾られているのを見かけた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日本の90%ほどの浮玉を制作していた時期もあったものの、樹脂製の浮玉が普及しはじめたことから需要が減少。
そこから、職人さんの技術とアイデアを生かした日用品としてのガラス製品づくりがはじまったそう!
浮玉の技術を応用して生まれたガラス製の花器をはじめ、酒器や食器など、時代の変化に寄り添い生まれた様々なガラス製品。
青森の伝統や日本の四季をテーマにした数々のガラス製品は、どれも心が踊る色と輝きをもっています。
1000円以下の手軽に手に取れるものから、10万円近い一点ものの花瓶まで、幅広い価格帯で、用途に合わせた商品選びが出来るのも、津軽びいどろの大きな強み。
海外の方への人気も高く、東京八重洲を窓口に青森から世界に羽ばたくブランドに成長しつつあるんです♪
取材に訪ねた当日も、開店直後にも関わらず色々な国の言葉がにぎやかに飛び交っていて、世界に誇るJAPANブランドとして知られる日も遠くないかもしれませんね!
津軽びいどろ、130色の魅力
津軽びいどろの魅力といえば、なんといっても美しいガラスの色。
なんと、全部で130色もあり、すべて自社で作ったオリジナルカラーとのこと!
青森といえば?と聞かれると、冬の真っ白な雪景色を思い浮かべる方が多いと思います。
このカラフルな色は、雪国で暮らす職人たちが色への憧れを表現したもので、「舞う桜」「夏の田園」「雪の灯」など、ひとつひとつに日本の情景が浮かぶような名前がつけられているんです。
小さなガラスに込められた色への想い、とっても素敵ですよね♪
青森の夏の風物詩、ねぶた祭りのカラフルな衣装や装飾も、この「色へのあこがれ」を形にしたものなんだそうですよ。
もう一つ、この色にまつわる魅力は光に透けた時に感じられます♪
すべてペイントではなく、色ガラスで表現されているため、光にかざすとステンドグラスのように色が透けて思わず息をのむほどの美しさ!
色ガラスもすべて自社製で、ガラスの原料である砂に化学反応を起こして作っているそう。
一つ一つ微妙に色合いが異なるので、お気に入りのものに出会う楽しさがありますね♪
店長井筒さんに聞いてみた!津軽びいどろのおすすめ商品ベスト3
本当にたくさんのバリエーションがある津軽びいどろ。
ラフリー読者におすすめのベスト3を店長の井筒さんに聞いてみました!
津軽びいどろ愛溢れる井筒さん、悩みながらもピックアップしてくださいました♪
おすすめ1:「津軽びいどろNEBUTA」シリーズ
夜空に浮かび上がる色鮮やかな巨大燈籠(ねぶた)やラッセーラーというかけ声のもと飛び跳ねる踊り手・観客の熱気、祭りの高揚感を8色の色ガラスで表現したシリーズ。
カラフルで華やかなデザインなので、おめでたい席にもピッタリ合いそうです!
おすすめ2:「にほんの色ふうけい」シリーズ
日本の風景を色で表現したシリーズは、器を通して移りゆく季節を感じることができます。
1日の終わりにゆったりとした気持ちでお酒を楽しんだり、一輪挿しで季節感を演出したり。日常にそっと彩りをそえるアイテムですね♪
おすすめ3:八重洲店限定タンブラー
東京のさくらをイメージした「八重洲の春」は、青森の桜より色が白いソメイヨシノをイメージして少し白っぽく。淡いグレーは、東京のビルを表現!
細部までこだわり抜いた、大人っぽいスモーキーな色合いです♪色違いの「八重洲グリーン」もあるので、ペアで揃えるのも素敵ですね!
「八重洲店限定商品」ということもあり、青森から買いに来てくださる方もいらっしゃるそう♪
こんな変わり種も♪青森といえば!のりんごをモチーフにした「ちいさな林檎 ガラスペン」
最後に、店長井筒さんの「とっておき」をご紹介いただきました!
その名も「ちいさな林檎 ガラスペン」
青森といえば!のりんごをモチーフにしたガラスペンは、見た目の可愛さにまず心を鷲掴みにされてしまいました!
そして、その使い方にも感動と驚きが!
インクにペン先をほんの少しつけると、「毛細管現象」が起こってスルスルとインクが吸い上がるんです♪何とも言えない不思議な光景。
いざ書いてみると、最初は慣れずに難しい!でも、慣れてくると書き味にびっくり。吸い上げたインクがあるので、インクを足さずにかなりの文字を書くことができます!
そして、ペンを持つ角度によって太さや線の雰囲気が変わるので、味のある文字を書くことができるんです。
お手入れもとっても簡単。水に浸してくるくるするとあっという間にきれいに!
ペン1本で、色々な色のインクを使うことができます♪
編集部メンバーも、あまりの感動にお試し用の紙を2枚いただいて、沢山書かせていただきました♪
繊細なガラスの向こうに風景が浮かぶ!津軽びいどろを暮らしに取り入れてみませんか?
「きれい!」「かわいい!」から始まった今回の取材。
知れば知るほど津軽びいどろの奥深さに感動して、しばらく余韻が残っていた編集部メンバーでした。
小さなガラスの向こうに、青森や日本の美しい景色が見える津軽びいどろ。
毎日の暮らしに一つ取り入れて、ガラスを愛でる時間を楽しんでみませんか?
津軽びいどろプレゼントキャンペーン!
今回取材に伺った、津軽びいどろ東京ミッドタウン八重洲店でラフリー読者様のお土産を選んできました!
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