汗ばむ季節になりました。しかも今年の暑さは例年以上。
想像しただけで身体がベタベタしてきそう・・・
夏に汗は付き物、どうせかくなら心地よい汗を。
猛暑の今年だからこそ、サラッと爽やかに乗り切ってみませんか ♪
いやーな「ベタベタ汗」の正体とは?
汗の原料は血液です。
汗を作り出す時、原料である血液に含まれる体に必要なミネラルなどの成分は濾過(ろか)され、血中に戻ります。これによって残った、限りなく水分に近い液体が「汗」です。
しかし、運動不足やエアコン漬けの生活で汗をかく習慣がないと、この濾過機能が衰え、濾過されなかったミネラルなどの成分が汗の中に残ってしまうのです。これがベタベタ汗の正体です。
今日からできる汗対策!ベタベタ汗をサラサラ汗に変えるお手軽習慣
汗腺は汗をかけばかくほど鍛えられます。猛暑到来の前に2つの簡単習慣で、汗腺をゆるっと鍛え、サラサラで心地よい汗作りをしてみませんか ♪
①サラサラ汗を促す「じんわり有酸素運動」
目標は「ゆっくりじんわり汗ばむ程度に」です。買い物がてら、いつもより少し早足で歩いてみたり
ゆったり深呼吸をしながら、気持ち良い程度に筋肉を伸ばしてみたり・・・
軽い運動である、ということがポイントです。
普段あまり汗をかかない人が一気に運動して大量の汗をかくと、
ミネラルを含む大粒なベタベタ汗が出易くなります。
この汗は蒸発しにくく、慢性疲労や熱中症にも繋がるので要注意です。
汗は「徐々に、そして適度に」かくことで、水分を多く含む小粒なサラサラ汗が出易くなります。どんな運動でも良いので気づいた時に、ゆるっと続けてみて下さい ♪
②ゆったり体を温めよう!「サッパリ温浴」
筆者は以前、「暑い夏に熱い湯船になんか浸かれるか!」と本気で思っていました。
・・・が!エアコンや冷たい飲み物などで、思いのほか身体は冷えています。
38〜40度のぬるめのお湯で、10分〜15分間ゆったり身体を温め、じんわり汗腺を開いてあげましょう。体と一緒に心もまったりさせてあげるとより良いです ♪
湯上がり後はタオルで水滴をふき取り、バスローブなどを羽織ります。
うちわなどで自然と汗を蒸発させ、体温を下げてから着替えるのがオススメ。
冷房などで急速に汗を引っ込めてしまうと、せっかく開いた汗腺が閉じてしまうからです。もちろん水分補給も忘れずに ♪
*おまけ*気になる汗のニオイについて
夏に気になるのが、「汗のニオイ」ですよね。実は、汗自体はほぼ無臭なのです。
汗をかくと汗が皮脂や汚れなどと混じり合い、皮膚にいる菌がこれを栄養源に爆発的に増殖します。その際に発生するのが、あのツンとした「汗のニオイ」です。
汗をかいてから1時間ほどで「汗のニオイ」を発し始めるので、なるべく1時間以内にボディシート or 濡れタオルで拭き取ることでニオイ対策になります ♪ (乾いたタオルだとニオイ成分が残ってしまうそうです)
ちなみにこの菌の大好物は、「ミネラルを含む大粒なベタベタ汗」です。恐ろしい・・・
涼しい笑顔で爽やかに ♪
「今日の気温は35度です。」というニュースに驚かなくなってきました。
気象も情勢も心乱されそうなニュースの多い中、身一つで生きる私たち。
周りの声じゃなく、自分の心や身体の声に耳を傾け、自分自身の持つ潜在能力を信じて生きること。
そうして自分軸をしっかり持ち、涼しい笑顔で爽やかに ♪私は私、あなたはあなたらしく、人生を生き抜いてやりましょう!!!!