ラフリーライターのsatsukiです。
結婚、妊娠、出産、ライフステージによって生き方、考え方の変化の多い女性にとって、働き方は大きな課題ではないでしょうか?
私自身、大学を卒業してから色々な職を経験し、その度に迷ったり、後悔したり。
人により感じるところは様々だと思いますが、この記事で、何か一つでも共感できる部分や皆さんの視野が広がるところがあれば嬉しいです。
卒業してからも、本当は何がしたいのか分からず自分探し
具体的な夢がなかった私は、地元の大学を選び、卒業後は地元の海産物や野菜などの特産品をオンラインで販売するEコマースのベンチャー企業に就職しました。
しかし、先輩たちの退社や、お休みのほとんど取れないベンチャーならではの激務に耐えかねて退職、その後派遣の仕事をしていましたが、まだまだ自分探しをしていました。
仲の良い友人もでき、日々は充実していましたが、自分は本当は何になりたいのか、パートナーはいるが結婚したいのか、簡単には答えが出ずに頭がぐるぐるしていたのを覚えています。
結婚出産後、子供と過ごす働き方を選んだけれど…
そんなとき3.11の地震が起こり、パートナーと結婚を決めました。
結婚後は、英語とクリエイティブに興味があり、アートギャラリーでオンラインメディアの編集者として勤務。
その後、出産にて退職。初めての子育てを経験、こんなに大変なのかー!と驚きつつもなんとか少しずつ落ち着いてきたタイミングで、やっぱり子育て以外に社会との接点や仕事の時間が欲しいと感じ、在宅で子育て支援などに関わる友人の事業の補佐業務や、子連れでできるアルバイト(子供向けのアート教室のお手伝い)をさせてもらったり、できる範囲でのお仕事を始めました。
在宅の仕事なので出勤する働き方に比べ、子どもとの時間をしっかりと取れたのが良かった反面、自宅で仕事をしていたときは「夜遅くまでやりすぎじゃないのか」「時間をかけても全然稼げてないじゃないか」と家族から不満が出ることも。
やりがいがある中でも、時間管理や、家族の理解など難しい点も多くありました。
目の前の業務から、やりたいことが見えてきた!?
友人の事業では、事務はもちろん、チラシや名刺作り、簡単なウェブサイトの制作などを行い、その後、離乳食など2社の新しいブランドの立ち上げ、PRに関わる機会もいただきました。
昔から特に絵が得意だったわけでもなく、デザインとはあまり縁がなかった私ですが、仕事で何かをデザインすること、創り上げることにやりがいを感じ、こういう仕事をしていきたいという思いが強くなっていました。
最初はもちろんプロのデザイナーではないので、一から調べ、勉強することの繰り返しでした。お客様に対して妥協はもちろん許されませんし、すごく時間がかかってしまったことも。失敗もたくさんありましたが、お客様からお喜びの声をいただき、自分のデザインが、お客様とそのお客様をつなげる手助けができたと感じたときは、本当に嬉しかったです。
そんな仕事を続けながら、WEB制作のスキルを基礎から身につけたいと思いオンラインのスクールに通い、今はフリーランスで活動しています。
自分にとって今日が一番若い日
デザインはもちろん、子どもとたくさん一緒に過ごす中で、虫や生き物、山や海遊び、自然が大好きになり、若い時には思いもつかなかったことに価値を感じたり探究心が芽生える毎日です。
「子どもが小さいときは、少しでも一人時間を取りたいー!と思っていましたが、今思い返せば、小さい時期に一緒の時間を長く過ごせたことが本当に良かったなぁと感じています」
これをやってみたい!と思うタイミングは、本当に人それぞれ。
60代でフィットネスをはじめ、90歳を越えて現役のインストラクターの方、70代で絵を描きはじめた世界的な画家さんもいます。私にはもう遅いかなって思ったときには、こんな女性たちのことを思い出してみてはいかがでしょうか?
自分にとって今日が一番若い日
もちろん家事ややらなきゃいけないことがたくさんあるけれども、自分を犠牲にするのではなく、どれだけ自分が毎日を楽しんでいるか、わくわくしているか、それが家族の元気に必ず繋がっていると思います。ぜひ皆さんもやりたいことは、思い立ったらいつでも挑戦してみて下さいね。